髪にとっては春から夏にかけての時期が要注意の季節といえるでしょう。汗や皮脂が頭皮にたまりやすくなり、強い紫外線が髪にダメージを与えるからです。
紫外線とエアコンによる乾燥は髪にとって大敵です。紫外線は水と接触すると影響が強くあらわれるので、夏場のプールや海辺では髪が濡れた状態で紫外線を浴びないように注意しましょう。
日々の生活においても、外に出る時は帽子を被ったり髪をまとめたりして、紫外線を浴びる面積を少なくする工夫をしましょう。
冷房のきいた部屋は予想以上に乾燥しているので、髪の水分が急速に失われて、キューテジクルがはがれやすくなります。これは枝毛や切れ毛の原因になります。
キューティクルは外部の刺激から髪の内部を守るため、毛髪の表面にうろこ状に重なっています。しかし摩擦や熱、紫外線の影響を受けると傷ついてしまい、二度と元にもどりません。
健康な髪の寿命は4~6年ですが、キューティクルが傷つくと寿命が短くなったり、抜け毛といったトラブルを引き起こします。
キューティクルが傷む主な原因は、紫外線やエアコンによる乾燥、過度な力をこめたシャンプー、無理なブラッシング、ドライヤーの熱、パーマやヘアカラーの薬品による影響があります。
健康で美しい髪を保つには、地肌をみずみずしく保つことが大切です。地肌、頭皮の健康を保つには、以下の3つの基本を守りましょう。
・髪と頭皮を健康に保つ
・髪に水分と油分を補う
・毛根の新陳代謝を促進する
髪を洗うときはよく泡立て、頭皮は指の腹でマッサージするように洗いましょう。やさしく、しっかりと洗うことがコツです。
頭皮に皮脂やアカ、皮脂に付着したホコリなどが残っていると、それが毛穴を詰まらせて、毛髪の成長を妨害する場合があります。
また皮脂が微生物によって分解されて刺激物質に変化することで毛根に悪影響を及ぼすこともあります。そのため、その日の汚れはその日のうちに落とすことが大事です。
頭皮をしっかり洗うことは、頭皮の血行促進を促すことにもなります。
髪が濡れて水分を吸収して膨潤した状態でドライヤーをあてると、髪を傷める原因になります。ドライヤーをかける前にタオルでできるかぎり水分を取り除きましょう。
こうしたトラブルを防ぐため、しっとりとした仕上がりのシャンプーやリンス、トリートメントを用いて髪の水分を保ったりヘアーコート剤やヘアクリームで髪の表面を保護しておくことも大事です。